おかん進化論

アラ傘おかん亀寿子(77歳)が、免疫力アップとボケ防止のためにいろんなことにチャレンジするブログ。たまにアラフィフ娘・詩鶴が乱入します。

おかんのちょっとした進化のひみつ

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娘の詩鶴です。

亀寿子(77歳)は基本ぐーたらしてますが、週に1、2回だけ筋トレをします。
最初は嫌がったものの、「(最低限)これだけやっとけば大丈夫」と言ってメニューをわたすと、自分からこなすようになりました。


以下がその内容です。


■レッグプレス


太もものトレーニング。
筋肉の約7割は下半身にあるから、免疫力をグイ上げするためにも、太ももを鍛えといてね。15回を3セットでいいから。
といってやり方だけ説明。
最初は30kgの負荷でもつらいつらいと言ってましたが、最近は70kgくらいまで上げられるようになったらしい。
いつの間にか、太もも裏側のセルライトが目立たなくなってました。

■ラットプルダウン

背中のトレーニング。
亀寿子のお気に入りがこれ。
見本を見せて、背中がきれいになるとテンションあがるよ! と言っておいたら、せっせとやるようになりました。今では20〜25kgくらいの負荷で4、5セットやってるみたいです。

■チェストプレス

胸のトレーニング。
嫌いみたい…座って終わりです。

■バックエクステンション

背中のトレーニングです。
決められた回数だけ地道にこなしているせいか、脊柱起立筋が育って、背中にくぼみができてきました。

プランク

手術でお腹をざっくり切ってるから腹筋運動はしたくないというので、代わりに入れたメニューがプランク
腹筋をするよりも重心が安定するのでおかん向き。
20秒を3セットやってね、と言ってあるけど、ちゃんと続いてるのかな?


ほんとにこれだけ。
筋肉量が増えれば、熱の産生量が増える。
体温が高くなれば免疫力も上がる。
腕とか肩とかの小さい筋肉は、がんばって増やしたところで女子の場合は1kg前後がせいぜい。
その分の時間はストレッチにまわして、脚を鍛えた方がいい。
余力があったら背中や胸も、ってことで、上記のルーティンができあがりました。
あ、気が向いたときは内転筋(太ももの内側)や外転筋(太ももの外側)のマシントレーニングもやってるみたいですよ。

チェストプレスは座るだけ、の意味がぜんぜんわかんないんですけど。

亀寿子はコレステロール値と血圧の数値もレッドゾーンなので、余裕があれば有酸素運動もやってほしいです。
最近なんだかんだと理由をつけてはサボってるの、知ってるんだからね。
(鶴)

 

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調子が良かったり悪かったりの繰り返し

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今日こそブログ、今日こそブログと思いながら時間ばかりが過ぎ去って、溜息ばかりの私です。
頭の中ではあふれそうなほどの話題があるんですけどね。
その都度その都度に書き留めればいいものを、時間が経つと「なんだったっけ?」。
せっかく思いついた美しい言葉も、あふれる感情も、いざとなると虚しく消えてしまう。
嗚呼、頭の中に自動的に録音できればなぁ。
感情があふれて次から次へと言葉が頭をかけ巡る、私って小説家になれたかも!って。
そうは簡単にいかないわよねぇ。
小説家はあることないことを言葉巧みに物語にするけど、私は嘘八百は書けないからだめ。
真実はたどたどしくて当たり前なんだ。

 

私が肝内胆管ガンの手術をして3年が過ぎ、夫が他界して2年半になりました。
私のガン告知の少し前に夫にLINEを始めてもらいました。
彼が話せなくなる数日前までのメッセージ履歴が残してあります。
優しさと不安と無念さと悲しみで綴られています。
彼が最後に使っていたiPhoneはもう電話番号がないけれど、Wi-Fi機としてはまだ使えます。
いつまでOSをアップデートできるかわかりませんが、大切な私の宝物です。

 

最近の私は、ころころ変わるお天気のように体調は良かったり悪かったり。
歩かないと娘が怖いから、歩いて10分の駅まで買い物に行つたり、

週2〜3日はジムに行き、ヨガや筋トレやストレッチなどをやっています。
歩行は一日平均6,500歩くらいに減りましたが、年齢的にはまあまあいいかな?

 

そうそう、一昨日は電車で30分くらいの駅近にある心地良い馴染みの居酒屋へ。
小学校からの幼馴染みの男子に誘われてカラオケを楽しんできました。
わたし、実はカラオケが大好きの大得意。
あと何回行けるかな?
(亀)

 

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なかなか体調が戻りません

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お正月の三が日を過ぎてから体調を崩し、1日平均の歩数が5,000歩にも満たない日々が続きました。
1週間に2日は短時間のヨガなどのストレッチや筋トレはやりましたが、怖〜い娘から「コレステロール値とか血圧が気になってるのに、なんで有酸素運動しないの?」と脅されっぱなしです。
そんなこんなで3kgばかり痩せましたが、ゴロゴロダラダラしておやつばかり食べてるうちに食欲も戻り、最近は少し太ってきました。
私はもともと細めではなく、どちらかと言えば、チョイ太です。
チョイ太は魅力的?

夫のことや、自分の闘病記を書こうとしましたが、泣き虫亀寿子になっちゃうから、もう少し体力を付けてからにします。
(亀)

 

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一度には語り尽くせない主人の思い出

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五輪マークを見ると、東京オリンピックまではがんばって生きるぞと言っていた主人のことを思い出さずにはいられません。

主人は2015年から1年半もの長きに渡った私の検査に付き合ってくれ、手術後、週に一度(3時間15分)の抗がん剤投与にも付き添ってくれました。
そんな中、私の抗がん剤治療が2か月半を過ぎたある朝、仕事中の主人が突然にお腹の痛みを覚え、軽い気持ちで病院で検査したところ、その日のうちに担当の若い医師のいきなりの心無い言葉「余命3か月のすい臓がん末期です。今のうちに会いたい人に会っておいてください!」
その日からの主人の精神状態を思えば、本当に本当に可哀想でした。

彼は若い頃から「僕はピチピチボーイ」が口癖で、いくつになっても少年のように純粋な心根の人でした。
年をとり、見かけは白髪もシワも相応に出ましたが、1日1万歩を歩き、背筋や腰はピンとして歩きもスイスイな感じに努力していました。
それが…突然の「死」を意識したその日から、彼は奈落のどん底に落ちた人になりました。
彼は家族の前では、自分なりに気持ちを落ち着けるべく、努力をしている姿を見せてはいましたが、その日から、眠れない、食欲がない。
隠そうにも隠せない姿。
私は自分がしっかりしなきゃ! と思えば思うほどに、彼に涙は見せてはならない! と思えば思うほどに、泣けて泣けて困りました。
私は自分のがんを告知された時も、手術の前も泣くことはなかったのに、私が泣き出したのはこの時からです。

この先も涙なしには語れない。
今日はここまでで、勘弁。
(亀)

 

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新年早々寝込んでしまいました

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ここ1週間、体調崩して寝たり起きたりだったせいか、すっかり身体が鈍ってしまいました。

今日は久しぶりのヨガ。
午後から1時間のレッスンに参加しました。
娘に「歩かないと足腰が動かなくなるよ!」と怖く脅されて仕方なく(ToT)
帰宅してのfitbit の歩数では、ナント!10,364歩もありました。
ヨガでは歩かないのに、おかしいな。
寝てばかりいた時は、1日で1,000歩にも満たなかったのに。

ヨガの他に、ちょっとだけ筋トレもしました。
娘が大きい筋肉を鍛えておけというので、脚と背中だけ少々。
全身の筋肉のおよそ7割は脚にあるそうだから、太ももをとにかく重点的に。
腕や肩に比べれば、背中や胸、おなかは筋肉がつきやすいようですが、胸の筋トレは苦手だし、手術をしたあとはおなかに力が入らないので、脚と背中だけがんばってます。

明日は筋肉痛間違いなし。
どうしよう。

写真は娘が送ってくれた湘南の海。
そういえば、長いこと海を見ていません。
(亀)

 

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肝内胆管がんの手術から3年が経ちました

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晦日から年明け5日までの6日間は散歩も外出もせず、年賀状書きと、サラッと撫でるだけの大(?)掃除と、おさんどんに追われていました。゚(゚´ω`゚)゚。

昨日は初外出にして初スポーツ。
fitbitアプリでは15,148歩。
心臓バクバクでした。

今年も健康に気づかいつつ、いろんなことに挑戦していきたいと思っております。
人生初のブログも細々と続けていくつもりなので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、肝内胆管がんの術後3年が経ちました。
私自身に感慨深いとかの思いは、特にありません。
あれこれ考える余裕もなく、手術室に運ばれた後、ヨガでいう猫のポーズをさせられて…覚醒した時は集中治療室。
猫のポーズから7時間余りが過ぎたとはにわかには信じられなかった。
ただただ息をするだけでお腹がよじれるように痛かったことと、管に巻きつけられてさえいなかったら、タクシーに乗ってお家に帰りたかった。
これは夢でみんな嘘だ! そう思った。
いい年をして往生際が悪い?
でも、あの時の本音です。
私はがん告知から術後も退院してからも、自分のことでは泣いたことはありません。

大きな手術をする際には家族が手術室前まで見送って、終わるまで別室などで待つ。
私はその必要はない旨を家族に伝えました。
夫は仕事で疲れてるし、7時間以上(予定は9時間)も待たせるのは可哀想。
指に小さなトゲが刺さって一滴の血を見るのも怖がり屋さんです。
妻の先々を考えてどんなにか陰で泣いている? ことか。
「手術には来ないで」と強くお願いしました。

術後気がついた時に、子どもの1人は来ていました。
「仕事があるのに、来なくてよかったのに」
意地の強いワタシ⁉︎

入院生活は悲喜交々、私は胆肝膵の病棟でしたが、ほぼ寛解されて退院される方、他の病院へ転院される方、緩和病棟やホスピスへ移られる方、自宅介護の方などなどたくさんの患者さんがいらっしゃいました。
あの方は今ごろどうなさっているかしら?
住所も電話番号も交換していませんが、今も気になる方もあります。
人生の一期一会はここにもある。

私の入院はおおよそ10日間の予定でした。
身体の管が外されてからは毎日、廊下を3,000歩以上のウォーキングに励みました。
退院二日前になって、ある夜、トイレに…尿が全く出ない!
寝れないで何度もトイレ通い、苦じい〜ッ‼︎
6時にまわってきた看護師さんに訴えました。すぐに導尿。
ナント!900ccも採れました。
そのせいで1週間以上も退院が延びました。
もう入院はこりごりです。

次は抗がん剤治療と夫の話を。
(亀)

 

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肝内胆管がんが見つかって手術するまでの話

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4年半ほど前のことです。
私は何の症状もなくて、たまたま受けたオプション血液検査で腫瘍マーカーCA19-9の数値が63.8ng/mlと少し高かっただけでした。
基準値(37.0ng/ml)より高めで要再受診。
紹介を受けたガン専門病院で1年半検査を続けましたが、CA19-9の数値は倍々ゲームの如く上がり続け、最終的には何と14,230まで上昇。
その上、CEAやDUPAN-2、肝機能の数値までもが一気に上がりました。
その間PET検査も受けていましたが、何も見つからず。
医師も何も言いませんでした。
ところが、二度目のPET検査で肝臓の真ん中辺りが薄らと光ったのです。
光った部位に長い針を刺して組織を取った段階で、施術を行った肝臓内科医から「僕は、肝内胆管がんだ思う」と言われました。
その後2〜3回の検査をした末、肝内胆管がんとの診断がくだり、手術をすることに。
検査を指示した医師が、ショックを受ける私の前で「見つかった!見つかった!」と小躍りする姿を今も忘れることができません。

私としては、がんと診断されたらセカンドオピニオンを受けると決めていたし、意見を聞くべき専門医もいました。
国内の名だたる病院や研究機関、東京都福祉保健局のサイトなどを読みあさっていましたから、そうすることが当然だと思っていたのです。
、担当医に相談したところ、このような回答が。

「何言ってるんですか! この病院はがんセンターと同格の病院なんですよ!」

もちろん、逆らえませんでした。

年の割にきれいな(^^)お腹を上から下までざっくり切って、肝臓の3分の1ほどと胆嚢、リンパ節などを切除したそうですが、取り除いた臓器は、私自身はおろか家族の誰一人として見せてもらうことはできませんでした。
ステージについても何のコメントもありません。
そんな状況でしたから、「見つかった」と小躍りした医師の言葉がにわかには信じられず。
大勢の医師が手術に立ち会ったのも、希少な症例だったから? といぶかってしまいます。

告知された患者の気持ちまで理解してくれる医師は、少ないかも知れません。
以後、3年ほど経ちましたが、手術や外来診療を担当してくださった医師は、ほぼ全員が転勤して病院からいなくなりました。
あるのはカルテだけ。
それで十分なのが寂しい。
(亀)

 

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